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水性昆虫ライフサイクル ミッジ

ミッジとはユスリカを代表とする極小水生昆虫を指します。メイフライやカディスなどでも非常に小さいサイズのものはミッジと呼ばれる事もあるようです。ここではミッジの代表でもあるユスリカにスポットを当てそのライフサイクルを図に表しました。

ミッジのハッチ形態



ユスリカはその早期の低温時に羽化する事から、早春期におけるトラウトの代表的な捕食対象として有名です。「春先はミッジ」と言われるのもその由縁で、新年を迎えるとこぞって雑誌などがミッジ特集を組みます。 しかし、実際にはユスリカはほぼ年中を通して河川湖に存在し、一日の内でも時間によっては集中的にトラウトに偏食される事も多くあるので、春先でないと言って軽視する事はできない水生昆虫です。

ユスリカはラーバ(幼虫)からピューパ(蛹:さなぎ)そしてアダルト(成虫)へと完全変態する昆虫です。体調は2mmから15mmくらいで、その形態は「蚊」にそっくりで、一番の大きな違いは「蚊」のように他の動物を刺さないという事です。成虫の肢体色は黒系、茶系、オリーブ系、クリーム系が多く、その種類は日本国内だけでも100種類以上は存在すると言われています。

水面に産みつけられてた卵は1?3日で幼虫になり、その比重のため川底へと沈んで行き、川底の砂地や枯れ葉の中で成長します。やがて時季が訪れ幼虫は蛹へと変態します。蛹は幼虫の時よりもより激しく泳ぎます。さらに時季が訪れ、蛹は成虫へと変態するために水面を目指します。水面フィルム下にぶら下がるような状態で脱皮を成虫になります。これを水面羽化と呼びます。脱皮した成虫は水面でしばらく羽が乾くのを待ち、その後飛び立ちます。 蛹が水面を目指す時から、成虫が飛び立つまでの状態が最もトラウトに狙われやすい時だと思われます。飛び立った成虫の寿命は約1週間、その間に互いに異性を求め(メイティング)、メスは産卵後死にます。


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