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Fly Fishing Retailer World Trade Expo - Denver Colorado
2004年FFRワールドトレードエキスポ

コロラド州 デンバー

Colorado Convention Center 2004年9月17日〜19日コロラド・デンバーで開かれた、第7回フライフィッシングリテイラーワールドエキスポでは、我々はかつてない興奮を味わう事になりました。

従来までのアメリカのフライフィッシング業界の流れが、ここに来て少しづつ変わり始めているように思えたのです。デンバーのコロラドコンベンションセンターの入り口が、北東から南東へ変わったように…。

まず、シムスのデザインと機能性のグレードアップは、来年、我々の懐からお金が飛んで出てゆくのは間違いないと十分に予感させるものでした。

次にハーディーの変身ぶり、これには我々も目を疑う事となりました。グレート・ブリテンの堅気な印象を脱皮して、まったくもってそのイメージを一新したのです。

そして、セージからのニューロッド、エクストラライト・トラウトロッドTXLシリーズの出現は、日本の方々にはこの上ないプレゼントですし、アメリカ国内ではマーケットの小さいこのクラスのロッドは、アメリカ人にとっても興味深々と言った所でしょうか。

また、今年はポラロイドサングラスのメーカーが多数ブースを出しており、今流行の新しい色や若々しいデザインのサングラスが目を引いており会場全体の雰囲気を先進的にしていました。

シムスについて
いつものようにショーで最も大きなブーススペースに、キャンピングカーを2台おいて、キャンプサイトをイメージしたブースになっていました。ブース全体の色合いも大きな変化はないように思えたのですが、 製品説明を受けだすと『ウォ!』と言葉が出るほど、新しさを感じる数々の素晴らしい製品がラインナップしていました。

確かに、シムスは米国ではウェーダー等においてはトップメーカーですが、他の衣類になると丈夫だがデザインは無骨の感を拭えません。 しかし、来年モデルからはそれが大きく変わっていきます。色合いも派手ではありませんがとてもセンス好くなっており、あのパタゴニアもうかうかしていられないのではないでしょうか。

最も衝撃的だったのはベストでした。我々のスタッフはアメリカ各社の物と日本のベストを持っていますが、日本製の方が縫製や使い勝手などの気使いが細やかで、統合的にはアメリカの物より勝っている感がありました。 しかし今回、機能性や着心地を重視したシムスのベストの出現は、今後、各社のベストの開発、改良を大きくリードする物になるのではと予感させる素晴らしい出来でした。 ベストを買い換えたいと思っている貴方、シムスのベストを手にするまでは最後決断しないことをお勧めします。実際、我々スタッフ全員がこのモデルを必ず買おうと決めたほどでしたから。

次に、新発売のシャツの色合いがとても綺麗でした。 紫外線を防ぐ新しい素材で作られており、デザインなども今までのものと違い、機能だけでなく、細やかな気配りが各所に出ていました。ようやくシムスのシャツにお金を出して買う価値が大いに出てきたと言えるのではないでしょうか。

また、今までよりさらにライトウエイトのトラベル・ウェーダーが発表され、それは我々のようにバックパックを背負って源流域をめざすアングラーのギア軽量化が出来、とてもありがたいものなのです。 また今までには無かったものですが幾つかの収納バッグ類が発表されましたが、これらがとても魅力的でかつ機能的、フィッシング用品を残らず収納して車のトランクに入れておいたり、飛行機で出かけるときなど、便利この上ないものとなるでしょう。

ハーディーについて
ハーディーは、アメリカでは決して人気のあるメーカーではなく、昨年まではブースも目立たないものでした。しかし、今年はキャスティングポンドの前に堂々とブースを出し、とても意欲的な感じを受けました。 会場ではウインストンとハーディーのブースが隣り合わせにあり、どちらが米国メーカーでどちらが英国メーカーなのか目を疑った程でした。ウインストンのグリーンを基調にしたブース作りはそれなりの伝統的な雰囲気を出していましたが、 隣に出現したハーディーはまさにビバリーヒルズのロデオドライブで、ハンドバッグや時計を売っていても不思議でないほどの、スタイリッシュで都会的な雰囲気なのです。そしてそのブースで我々を迎えてくれたのは、確かにあのアンディー・マレーでした。

ハーディーは本気でアメリカのマーケット、いや、世界のマーケットに向き合って来たのを感じました。新しくリリースされたエンジェルシリーズのロッドと、すでに市場に出ているエンジェルリールの組み合わせは、正に今までのハーディーのイメージを一新するものです。 ハリウッドの若いプロデューサーの運転するポルシェ・カイエンやハマーのトランクスペースから、おもむろに出てくるのが似合いそうな、新しい美しさがありました。

EWS(Extream Weathes System )のウェーディングジャケットも、今まで各社から出ているものに比べ、色使いも格段に都会的で、こんな色を着て河の中にたたずむ姿は、女性からも好感を持たれる事間違いないでしょう。『今年のハーディーは違う』との感想が、皆の口からこぼれて来るのは印象的でした。

セージについて
セージは毎回、最も混雑するロッドメーカのブースです。2005年モデルとしていくつかのロッドが発表され、いつにも増して人だかりが出来ていました。やはり注目はウルトラライト・トラウトロッドシリーズのTXLの発表でしょう。

何と#00のラインウエイトロッドが出現したのです。もちろん#00のフライラインも同時にセージから発表されました。これにはアメリカ人も興味深々で、なかなかキャスティングの順番が回って来なかったほどです。 ブースから、あのキャシー・ベックが、我々のためロッドとリールをセットしてくれ、わざわざキャスティングポンドまで持ってきてくれたのです。そして気さくにロッドの説明してくれた後、微笑んで帰っていったその姿は、正にプロフェッショナルな営業態度でした。 そして振り始めた我々はこのロッドにほれ込む事となったのです。(次回に続く)


AFOスタッフ




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