| フライフィッシングのAFO | |||
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『フライフィッシャーの輪』 〜 第2回 〜
二人目に紹介する方はロサンゼルス駐在中、よく釣りにご一緒した黒須幹さんです。現在は日本へ帰国し日本でその腕を振るっておられます。
当サイトの連載アーティクル「川のせせらぎを辿って」の著者、黒須雪子さんのご主人です。黒須 幹 (くろす みき) 東京都在住 ―フライフィッシングの魅力は? 渓流で遊べる、の一言につきます。そもそも沢歩きなどで渓流の美しさ、水の流れる優しい音、それにあのひんやりとした美味しい空気に触れることが大好きでした。でも渓流の釣りというのはなんとなく「難しい」という先入観がありなかなか自分では入り込めませんでした。それが会社の先輩の誘いがあり、一度やってみたら完全にはまりました。フライはあまり釣れない、初心者が最初の一尾を手にするのは何度も川に足を運んでから。などとFFはとっつきにくいジャンルの釣りのように言われているようです。もちろん釣れるにこしたことはありませんが、渓流が好きな自分にとって釣果はそれほど重要ではありませんでした。ですから来る日も来る日もボーズであっても続けることができました。いまでもそうですが、数は二の次。ストラテジーが当たって釣れた方が何倍も楽しいです。これホント。マケオシミでなく。 ―フライフィッシングの経験は? はじめてから10年以上たっています。ただし年間釣行日数がわが師匠と仰ぐ人などから比べると10分の1以下なのでもう一皮むけないのが悩みのタネです。 「石の上にもん年」といいます。たしかにヒラリヒラリと岩から岩へと渡り歩くのがうまくなりましたが肝心な釣果の方は・・・。 ―いままで釣ったことのあるフィールドは? 米国だとロス近郊、ニューメキシコのサン・ホアン、アリゾナのリーズ・フェリー。 日本では北は北海道、東北6県、信州、岐阜、首都圏など様々。米国の豪快なFFも楽しいですが、日本の小さいながらも複雑で美しい渓相の中で釣るのもなかなか。ボンサイFFバンザイ。 ―印象に残った釣りは? 米国で印象的だったのは、サン・ホアンで極小ミッジ+極細ティペットでの20インチクラスレインボーとのファイト。夫婦で堪能しました。日本では黒部源流で釣れた良型のネイティブ岩魚。最近はじめたウェットでのFFでイメージ通りの釣りができました。細長いボディーに大きく立派なヒレ。体中で「自然」を表現してくれたイワナ君に感謝しながらそっとリリース。 ―誰かに習いましたか? 師匠と仰ぐ人がいます。良くいえばアーチスト、ほかの言い方だとフリーター。とまではいかないかもしれませんがとにかく一年の釣行日数がやたらと多い。典型的な会話。「師匠、最近釣り行った?」。「いやー、ここんとこ全然。最後に行ったのは2週間前なかぁ」。「・・・」。 ―フライは自分で巻きますか?ここ一番のフライはどんなフライですか? 自分で巻きます。ドライを多用していた時期はCDCとフラッシャブーを使ったフローティング・ピューパの18−22番を最終兵器にしていました。ウエットをやるようになって「コレッ!」というのはありません。最近かんじていることは、フライの種類よりも「絶対に釣るぞぉー」 という恐ろしい殺気が魚に伝わらないようにする平常心が大事かと。 ―釣りの回数はどのくらいですか? ここ数年は年に3−4日に激減。早く定年が来ないかなぁ・・・。 ―記憶に残る大物は?どこでどのように釣りましたか? 宮城県名取川で釣った尺ヤマメ。ドライで瀬に出ているヤマメ達を狙っていましたがほとんどが10cm前後のオチビさん。そうしたら突然強いアタリが!それまで小型ヤマメしたヒットしなかったので最初は「誰だこんなとこにニジマスを放流したのは?」 と思いながらいい加減に取り込んでました。ところが一瞬みえた模様がどうもニジ君とは違う・・・慎重にランディングしたら念願の良型ヤマメだった。しばらくニジ君だと思って肩に力が入らなかったから無事ランディングできたのかな。 ―お使いのタックルは? ウエットがメインなので小渓流ではWinston IM6 8.5 feet #4、Galvanのリール。それ以上のフィールドではシマノの11.6 feet, #6のダブルハンドにHardyのUltralite。ウエットはロングリーダーに拘る必要がなく、「ナイロン製蜘蛛の巣状態」になることが少なくて助かります。特に最近は近いものが見えにくいので・・・ ―お気に入りのロッド・リールは?ロッド・ビルディングをしますか?するなら、何かこだわりはありますか? 米国駐在時にはけっこうロッドビルディングをしており、特にリールシートに拘りました。シールシートはNY在住のイタリア系と思われる方のサイト(名前を忘れてしまいました)から購入していましたが、とてもキレイで質感も高く気に入っていました。でも帰国した今、ロッドビルディングならぬオフィスビルディング中心の生活に戻ってます。トホホ ―奥様との釣りについて一言。 いつも「奥様も釣りをなさるんですか?」ときかれますが、そのつど「いえ、うちは主人『も』FFをする」と訂正させていただいています。我が家では妻の方が数年キャリアが長いのです。傾向としては数では「主人」が上回ることが多いのですが、オオモノを釣り上げるのはいつも「奥様」の ような気がします。どこにオオモノが潜んでいるかがわかる狩猟本能、やはり女性の方が優れているのでしょうか。 最新のコラム: フライフィッシャー黒須幹様 過去のコラム: フライフィッシャー国田直人様 |
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